M1 Mac 16GBでDisplayLinkは使えるか?画面を増やしたいけど導入を断念した理由

複数モニタ コラム

AIを使い始めてから、画面が足りなくなった

AIツールを日常的に使うようになってから、ディスプレイの枚数が明らかに足りなくなってきた。

Vivaldiとsafariを開きながら、ChatGPTとDIA、NetNewsWireを立ち上げっぱなし、その他Keyboard Maestroなどバックグラウンドで動いているものも含めて作業していると、M1 Mac + 外部ディスプレイ2枚でも手狭に感じる。

そして新たにアイディアをさっとメモするためにスティッキーズがかなり便利なことに気づいて、それ用の画面が欲しくなった。

というのも、今の僕の使い方だと、スティッキーズとCotEditerが主流になりつつある。

そこで試してみたのが、今は使っていない古いiPad ProをサイドカーでMacのサブディスプレイとして使う方法。

セットアップ自体はものすごく簡単だし、余っているiPad Proを使うから経済的でもあるし、なにより画面の広さも確保できた。

ただ、運用してみると地味なストレスが続いた・・・。

残念ながら、サイドカーだと、スリープから復帰するたびに接続が切れるのだ。

毎回再接続する手間が思ったより煩わしく、「これを毎日続けるのはしんどい」と感じはじめた。

というのも、僕はメインのMac以外にもWindowsも使う必要(ビジネス系のためだけに)もあり、そちらと行き来するために、どちらも使用していないときはスリープはさせておきたいのだ。


Mac本体を新しくする選択肢は?

そもそも根本的にメモリが不足しているのも感じていた。

現在のM1 Macは16GB構成で、CleanMyMacから頻繁にメモリ解放を促される。

つまり重いアプリを常時起動しておくのが難しい状態で、CleanMyMacに怒られては、アプリを閉じる作業が出てくる。

特にVivaldiとsafariを閉じろと言われがち。

なにせ常時起動ではないけど、Braveも使っていたりするからね。

画像編集や動画編集するわけでもないのに、ここまでメモリーが足りなくなるなんて思ってもいませんでしたよ。

そして、サイドカーを使用し始めてからというもの、アクティビティモニタを確認していると、これまで複数立ち上げっぱなしでも怒られなかった状況でも、サイドカーでiPad Proを繋いだだけでメモリプレッシャーのインジケーターが緑から黄色に変わるようになった・・・。

つまり、サイドカーがそれなりにメモリを消費しているのがわかる。

そんなわけで、新しいM4 Mac Proへの買い替えも考えたが、現行モデルは最大48GBどまりで、AI作業を本格的にやるには少々物足りない。

どうせ買うなら最低でも64GBは欲しいのだ。

しかも秋頃にM5の登場の噂が出ており、今は買い時ではないと判断している。


DisplayLinkという選択肢を知る

そこで調べ始めたのがDisplayLink

USB経由でディスプレイを増やせる技術で、M1 MacのようにAppleが外部ディスプレイの接続数を制限しているモデルであっても、DisplayLink対応アダプターを使えば3枚目以降のディスプレイを追加できるらしい。

接続の安定性という点では、サイドカーよりDisplayLinkの方が有線接続のため安定しているという評価も多く、スリープ復帰での切断問題も起きにくいようだ。


気になるM1 16GBへの負荷

ただし調べていくうちに気になる点が出てきた。

どうやら、DisplayLinkは、CPUのソフトウェア処理で映像をエンコードしてUSBに流す仕組みのため、ネイティブのDisplayPort接続と比べ、CPU負荷が上がるのだとか。

アイドル時はDisplayLink Managerのプロセスがほぼ1%程度で動いているが、DisplayLink側のモニターで動画を再生すると、CPU使用率が20〜30%まで跳ね上がることがあるという情報があった。

まぁ、僕の場合は、動画なんて再生することはないんだけど、これはちょっと気になる。

テキスト作業中心であれば動作が重くなった印象はないという報告もある一方、M1 MacBook Air 16GB環境でDisplayLinkを使いながらキーボード入力がもたつくようになったという事例もあるようで、さらにメモリ解放ソフトを使っても改善しなかったというケースもあるようだ。


現時点での結論

残念ながら、自分の環境(M1 Mac 16GB)では、DisplayLinkの導入は難しいと判断した。

理由はシンプルで、サイドカーを繋いだだけでメモリプレッシャーが黄色になる環境に、さらにCPU負荷の高いDisplayLinkを追加するのはリスクが大きいから。

AI作業で常に複数のヘビーなアプリを立ち上げている状態では、DisplayLink Managerが処理の足を引っ張る可能性が高い。

ちなみに製品は5,000円〜3万円以上まで幅広くあって、これにモバイルモニターを購入すると、最低でも1万円はオーバーしてくる。

まぁ、1万そこらで画面表示の問題解決できるなら安いものだが、新たにメモリーやCPUの問題が出てくるのは本末転倒。

DisplayLinkは、メモリが潤沢でCPUに余裕がある環境であれば有効な選択肢だと思う。

そうなると、僕の環境下では選択肢にすら入らないことがわかった。

つまりは、秋頃までM5の登場を待ちながら、現状の2枚構成で乗り切るのが1番いいんだろうね。

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