2025年現在、ComfyUIの主な競合ツールと、Mac環境(特にApple Silicon搭載モデル)での最適な選択肢について調べてみた。
「AIが画像を作る」ことは、既に実用的なものになっているのですが、いざ始めようとすると「ComfyUI」「Stable Diffusion」「Web UI」など様々な手段があり、どれがいいのか、最初の一歩で立ち止まってしまいますよね。
そんなわけで、AI初心者の方に向け、ComfyUIとは何か、どんな競合ツールがあり、Macではどれを選ぶと幸せになれるのかを調べてみました。
ComfyUIとは何者なのか

ComfyUIは、AI画像生成でよく使われる「Stable Diffusion」という技術を、ノード(箱)をつなげる図のような形で操作できるツールで、一般的な「AI画像生成」として知られている「文章で指示して画像」を作るのではなく、「ここで文章を入力して」「ここで画風を指定して」「ここで画像サイズを決めて」という複数の工程を、目で見える形で組み立てていく形をとっています。
なので「画像の言語化」ではなく、細やかな仕組みのおかげで、やれることが非常に多く、やり方次第では、プロや研究者に近いレベルの調整が可能となります。
まぁ、そんなわけですから、習得にはかなりの学習が必要で、最初は正直かなり難しいようで、料理で例えるなら、レシピ本でお手軽にクッキングというよりも、いきなり厨房に入り、たくさんの食材や調味料を渡され、しっかりと作り込んでいくという感じ。
定番の競合ツールたち
同じ目的「AIで画像を作る」ということを別のやり方で実現するツール、いわゆる競合となるのは、大体以下のような感じ。
AUTOMATIC1111 Stable Diffusion Web UIは、競合としては最も有名な選択肢のひとつともいえ、ブラウザ上で操作でき、画面も直感的、ComfyUIほど複雑ではなく、できることは十分に多いようで、比較するなら「本格的だけどまだ初心者にやさしい」という感じ。
InvokeAIは、安定性と使いやすさを重視したツールで、派手さはありませんが、迷いにくく、失敗しにくい設計が特徴となっていて、どうやらMacとの相性も比較的良好なよう。
DiffusionBeeは、Macユーザーにとって特別ともいえ、macOS専用アプリとして作られているので、インストールしてすぐに使えるうえ、専門知識はほとんど不要で、なんかわからんけど、とにかくAI画像を体験したいという人に向いていて、結構簡単に画像が作れます(とはいえ、びっくりするくらいのものを吐き出しますけどね)。
Macで使うなら、
個人的に、Macで初めてAI画像生成に触れてみるなら、最初に、DiffusionBeeを試してみるのがいいかも。
まずは画像生成の雰囲気を確かめてみましょう。
最初からComfyUIに挑むことはないと思います。
なにせ自由度や完成度が高すぎるので、とっかかりの学習コストが大きく、楽しむ前に挫折がきてしまいそう。
まずは、DiffusionBeeで「動かして結果をみて」AIが作る画像の雰囲気を掴んでみて、そこから少しDiffusionBeeで遊んでみるのがいいと思う。
そして、ある程度、AI画像生成のコツや専門用語などを覚えてきたら、もう少し細かく指示できるような、AUTOMATIC1111やInvokeAIに進んでいくのが良さげ。
ComfyUIは、その先にあり「なぜこの画像になるのかを完全に理解したい」「制作工程そのものをデザインしたい」と感じ始めたときに、本領を発揮してくれるはず。
AI画像生成におけるプロの世界では「一番高機能なツール」が「一番良いツール」になるのかもしれませんが、それを使いこなせなければ意味がありません。
我々のような一般人にF1が乗りこなせないように、AIツールだって同じであり、Macユーザーの初心者が、無理なく、楽しく、確実に進むなら、「体験 → 理解 → 制御」という順番を意識すると失敗しません。
AIは魔法ではなく、あくまでも道具であり、道具は使えるようになってはじめて楽しさが生まれてきます。
今の自分の身の丈にあったツールから始め、どの段階でどんなことができるようになるのか、少しずつグレードアップしていくことが大切だと思います。
番外編
「Draw Things」もありましたね。
iPhone、iPad、およびMacで利用できる完全オフラインの無料AI画像生成アプリなのですが、新のStable Diffusion(SDXL, SD3等)やFLUX.1、動画生成モデルのHunyuan Videoなど、多様なモデルをローカルで実行可能。
「Draw Things」と「DiffusionBee」の画像比較をやってみても面白いかも。

